留学なしでも英語は話せる!

留学経験無しでも英語は話せるようになる!やるべきことはたった3つ

英語を話せるようになりたい。でも留学経験も無いし、海外に住んだこともない自分には結局無理なんじゃ・・と諦めかけていませんか。

私も留学経験が無いので、「結局どんなに勉強しても海外経験のある人にはかなわない・・」と何度も挫折しそうになったことがあります。

ですが、そこで諦めてしまっては試合終了です。

実は留学しなくても、工夫次第で英語力は上げることができます!

私も実際に、留学なしでTOEIC930点を取得できましたし、海外経験なしで、30代や40代から勉強を始めて英語がペラペラになっている人はたくさんいます。

なので今からでも、誰でもそのレベルに達することは十分可能なのです。

必要なのは、留学にあって、国内学習に無い学習要素を意識的に勉強に取り込むこと。それだけです。

この記事では、

・留学にあって、国内学習に欠けている英語学習方法

・それを補うための、国内でもできる勉強方法

この2つをメインに紹介していきたいと思います。

留学なしで英語が話せるようになる理由

昔は、留学なしで英語を話せるようになろうと思えば、限られた教材と高い英会話費用をつかって、血のにじむような努力が必要だったと思います。

ですが、今はいまだかつてないほど英語学習のツールに恵まれている時代です。

オンライン英会話で毎日ネイティブや海外の英語話者と会話をすることが可能ですし、

アプリなどで、ビジネスや日常の色々な場面を想定して表現を学んだり、会話の練習を積むことができます。

上手く使えば、ほとんど留学と変わらない環境を身に付けることも可能なのではないかと思わされるほどの充実っぷりです。

自分の意志と、ほんのちょっとの行動力があれば、これらのツールを使って誰でも高い英語力を身に付けることが可能なのです。

 

本人のやる気があれば、留学しようがしまいが、結果は出せる

よく、留学に行ったけれど、結局現地で日本人のグループとつるんでしまい、思った以上に英語力が伸びなかった、という話を聞きませんか?

留学に行ったからと行って自動的に英語力が伸びるわけではありません。

留学で飛躍的に英語力を伸ばした人というのは、必ず現地で一生懸命に英語を自分で勉強しています。

クラスメイトやルームメイトと外で遊んだりした時間よりも、図書館にこもって勉強した時間の方が長かった、という人もいます。

つまり、留学に行こうと行くまいと、自分がどれだけ熱心に英語の勉強に取り組んだか、ということが英語力の向上には重要なのです。

 

留学にあって、国内での学習にないもの

かといって、完全に留学の効果を否定するわけではありません。

留学の効果は国内学習の5~6倍と言われているのですが、それには次のような理由が考えられます。

・アウトプットの量が圧倒的に多い

・生活の全てが英語になるため、語彙・表現の幅が広がる

・ネイティブの発話に頻繁に触れることで、リスニング能力が上がる

こういった環境が、留学に行くと簡単に手に入るので、留学に行くと英語力が伸びやすいのです。

 

国内での英語学習に足りないものを補うための勉強法

つまり留学に行くのに比べて、国内での学習では以下のことが弱点になります。

・アウトプットの量が足りない

・表現・語彙の幅が増えない

・リスニング能力が上がらない

ですが、これらの弱点も工夫次第で十分カバーすることができます。

さらに言えば、これら3つのことを克服してしまえば留学に行ったのと同じぐらいの効果を得ることも可能ということです。

これら日本での英語学習の決定的な欠点を補うために、もっとも効率的な方法を順番に説明していきます。

①とにかくアウトプットの量を増やす

日本に住んでいる限りは、普段の生活で英語を話す機会はまったくありません。

強いていえば、歩いていて外国人に道を聞かれたときぐらいでしょうか。ですがそれすらも、スマホの地図のおかげで無くなってきています。

つまり、自分で意識して機会を作らないと私たちの英語のアウトプットはゼロのままです。

アウトプットの機会をつくるためには

・英会話教室

・オンライン英会話

などが考えられます。

英会話教室は、同じレベルの学習者と切磋琢磨できるところが良いところですが、グループレッスンであれば自分の話す時間があまり無かったり、結局先生以外は同じレベルの人の英語を聞き続けなければいけないので、効果が薄くなってしまうところがデメリットです。

また、マンツーマンであっても週4回で2万円~など回数の少なさに対して料金が非常に高くつくことが多いので、大量にアウトプットするのにはあまり向いていないと思われます。

その点オンライン英会話は、プランにもよりますが受け放題で月約6000円~など破格の料金で毎日、なんなら1日中英会話ができるので、大量にアウトプットするという目的には非常に合っていると言えます。

最低でも週に2日程度アウトプットの機会を作り、それを1か月も続ければ「英語がだんだん口から出てきやすくなってきている」と、変化を感じられるようになるはずです。

そのほかに、

・ひとりごと英会話

・家族・友人と英語で会話

などもおすすめです。

ひとりごと英会話は、英語上級者の人の多くが勧めている勉強法です。やることはいたって簡単で、一人でブツブツと英語を話すだけです(笑)

自分の自己紹介でもいいですし、今考えていることや、目に入ったものを英語で説明してみるなど、自分一人なので完全に自由です。

話しているうちに、わからない単語や表現が出てくると思うので、都度調べて言えるようにします。

最初は5分から、だんだん10分、20分と話す時間を伸ばしていって、毎日1時間ぐらいひとりごと英会話ができるようになれば、アウトプット力もかなり伸びるはずです。

また、一緒に住んでいる家族や恋人などに英語を勉強している人がいたら、その人とずっと英語で会話をするのもおすすめです。

「トイレットペーパーが無くなったから買いに行かないと」「車でスーパー連れてってくれる?」など、リアルな日常会話を勉強するなら家庭内がぴったりの場所です。

最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、慣れれば日常会話のアウトプットを大量にできるようになるので、効果的です。

②表現・語彙の幅をふやす

これは国内で勉強していると、非常に難しい課題です。

なぜなら、どんなに勉強しても、日本で生活している限りは普段の生活で使う単語などをインプットする機会が少なすぎるからです。

表現・語彙の幅を増やすためには

・専用の本を買って学習

・ドラマ・映画で学習

・アプリで学習

などが挙げられます。

最近は本屋に行くと、「起きてから寝るまで全部英語で言ってみる」といったタイトルの本がたくさん売られているので、そういったものを1冊買って勉強するのも良いと思います。

ただし、そういった本は得てして分厚いことが多く、辞典のようになっているので、1ページ目から最後のページまで完了させるのは、かなりの忍耐力が必要になります。

実際私は、朝起きてご飯を食べる、という場面のところで早くも挫折した経験があります(笑)

「これなんて言うんだっけ?」と思ったときに辞書的に使うのであれば良いかもしれません。

私のおすすめはアプリで日常会話を一通り覚えてしまうことです。

最近は日常会話の勉強のための色々なアプリがリリースされていて、どれも音声認識機能を使って、実際のシチュエーションで会話しているような感覚で勉強ができるので、おすすめです。

私はアルクのトーキングマラソンを使っているのですが、様々な場面を網羅した会話表現を覚えられるようにできているので、一通りこなすことでかなりの量の会話の引き出しを増やすことができます。

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③ネイティブの発音に頻繁に触れることで、リスニング能力を上げる。

ネイティブの人と話す機会を作るのは中々難しいですが、リスニング能力であれば、一方的に聞く練習をすれば良いので、簡単です。

・海外ドラマ・映画を観る

・リスニング特化のアプリで学習

最近はNetflixなどもほとんどの映画やドラマに英語で字幕をつけられるようになったので、リスニングの練習には最高の教材です。

私のおすすめの学習法は、まずは日本語字幕ありで聞いて、次に英語字幕で聞き、最後に余裕があれば字幕なしで聞く。というやり方です。

ネイティブ同士のリアルな会話表現を学ぶことができます。

ポイントは、あまり内容が専門的でない、コメディドラマや恋愛ものを選ぶことです。「ローマの休日」などちょっと古めの映画であれば、スラングなども少なく聞きやすいのでおすすめです。

また、リスニング特化のアプリで学習するのもおすすめです。現在は海外の著名人のスピーチが無料で聞けるTEDトークのアプリや、

BBCやCNNなどの最新海外ニュースを聞けるアプリなどが豊富にあります。

移動中や通勤中など、ちょっとしたスキマ時間を利用してリスニングの練習ができるので、自分に合ったものを見つけてダウンロードしておくのがおすすめです。

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留学に行かなくても英語は話せるようになる

いかがでしたでしょうか。今回は、留学に行かなくても、国内で同じレベルの英語力を身に付けるのに有効な勉強を法を紹介してきました。

今は本当にたくさんのツールが用意されているので、留学に行かないと英語が話せない、というのはもはや昔の話になってきています。

上記で紹介したような、国内での学習に欠けている要素をサポートする勉強方法を実践しさえすれば、日本国内でずっと勉強していても、留学に匹敵する英語力を身に付けるのは十分可能です。

自分に合った教材やオンライン英会話を選んで、周りに「留学行ってたの?」と間違われるくらいの英語力を身に付けましょう。

 

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