外国人にとって日本で仕事探しをするのは簡単ではありません。仕事探しを効率的に進めるには求人サービスを利用するのが良い方法ですが、一体どのサービスが役に立つのかわからずに迷っている人もいるでしょう。
また言葉や住居、ビザなどの問題もありどうお仕事を探していいのか困っている人もいるかと思います。そこでこの記事では外国人の仕事探しのおすすめサイトを厳選して紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
外国人の仕事探しに役立つおすすめサイト
外国人が仕事探しをするときに希望の求人を見つけやすいおすすめサイトを4つ厳選しました。それぞれの求人サイトの特徴と魅力を詳しく見ていきましょう。
YOLO JAPAN
YOLO JAPANは日本に住んでいる外国人の仕事探しに役に立つ情報を総合的に発信しているメディアです。
YOLO JAPANは外国人にとってどのような魅力があるサービスなのでしょうか。
・外国人向け会員メディアYOLO JAPANが運営する在日外国人向け求人サイト
・日本最大級の226か国の合計20万人が登録
・英語・中国・韓国・ベトナム・ポルトガル語・日本語による検索に対応
・正社員・アルバイト・モニター・スポットの求人が豊富
・多様な生活支援サービスを併用可能
YOLO JAPANは国内シェアが広くて求人数も多い求人サイトで、外国人向けの賃貸物件の紹介など生活支援サービスも充実しているのが特徴です。
正社員やアルバイトだけでなく、モニターやスポットでの仕事もあるので自由な働き方を選ぶことができます。
また変わったところではインフルエンサーの仕事なども紹介しているので、SNSフォロワーが多い人は自分の強みを活用したお仕事も見つかるかもしれません。Y
OLO WORKのサービスで企業側の支援もしているため、外国人の受け入れ体制が整っている企業からの募集が多いのも魅力です。
Indeed
Indeedは世界的に活用されている求人情報検索サイトです。
Indeed Japanによって日本国内の求人検索サービスが提供されています。外国人が仕事探しに利用する魅力を確認しておきましょう。
・日本最大級のジョブ特化型検索エンジンで求人数が豊富
・英語表記の求人・日英併記の求人が多数
・仕事のバラエティーが豊かで自分に合った仕事を選ぶのに効果的
・企業からの直接オファーを受けられるチャンスあり
・在留資格の状況によらずに応募可能な求人あり
Indeedは検索エンジンによる仕事探しができるのが特徴です。求人には英語表記のものがあるので、英語で検索をかけると英語対応の仕事を見つけられます。
IndeedはテレビCMや広告を積極的に行っており、知名度が高くそれだけ求人数がたくさんあります。
日本向けの求人情報サービスと思いがちですが「外国人」と検索窓に条件を入れて求人検索をすると90,000件以上のお仕事が見つかります。
履歴書を登録すると企業からの直接オファーを受けられるのも魅力です。資格やスキルのある外国人にとってはIndeedなら実力を発揮できる仕事に出会えるチャンスがあります。
Guidable Jobs
Guidable Jobsは外国人の採用サービスと外国人向けのメディア・リサーチを事業とする外国人向けの求人サイトです。
Guidable Jobsは仕事探しをする上でどのような魅力があるのでしょうか。
・累計利用企業数700社以上の実績豊富なGuidableが運営
・やさしい日本語・英語・ポルトガル語に対応
・日本語レベルやビザに応じた検索が可能
・Guidableによる選考サポートとフォローがあるので安心
・三井住友海上との提携によって無料の保険が自動付帯
Guidableは外国人を採用したい企業に採用サービスを提供していて、日本トレンドリサーチでも「人事・採用担当者が選ぶ外国人採用サービス」でナンバーワンになるなどの高い評価を得ています。
実績豊富で掲載されている求人が多く、やりたい仕事を選びやすい求人サイトです。日本語レベルによる検索が可能で、Guidableによるフォローもあることから日本語を使って働いていきたい人にも向いています。
Guidable Jobsには正社員・アルバイト・派遣のサービスがあるので、希望の働き方を実現できるでしょう。
外国人雇用サービスセンター
外国人雇用サービスセンター(Employment Service for foreigners)は仕事探しをしている外国人を行政の立場から総合的に支援している機関です。
公共サービスとしての安心感があるので基本的な特徴を確認しておきましょう。
・ハローワークによる外国人留学生・求職者向けの公共サービス
・東京・大阪・名古屋・福岡の4拠点での窓口相談に対応
・英語・ポルトガル語・中国語・スペイン語などの通訳を設置
・留学生のインターンシップや就職面接会の案内もあり
・在留資格の相談や職業訓練のサポートに対応
外国人雇用サービスセンターはハローワークによる仕事探しを基本として、各国語によるサポートや留学生のインターンシップの斡旋などをしています。
拠点によって対応言語は異なりますが、通訳を介して就職や転職の相談ができるのが魅力です。
公共サービスとして仕事に関する総合的な支援を受けられるので、仕事探しのときには登録しておくと良いでしょう。
東京外国人雇用サービスセンター
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/home.html
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-1 四谷タワー13階
名古屋外国人雇用サービスセンター
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-foreigner/
〒460-8640 愛知県名古屋市中区錦2-14-25 あいワーク8階
大阪外国人雇用サービスセンター
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-foreigner/home.html
〒530-0017 大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル16階
TEL: 06-7709-9465
福岡外国人雇用サービスセンター
https://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/hw/fuzoku_kikan/gaisen.html
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ12階
おすすめサイトの利用方法
ここで紹介したおすすめ求人サイトの使い方はほとんど同じです。具体的に必要な手続きは個々に異なりますが、利用方法の流れに違いはないので簡単に確認しておきましょう。
1.登録・申込み
求人サイトを利用するときにはアカウントの作成や登録の申込みが必要です。オンラインでメールアドレスやパスワードによる登録をおこない、SMSなどによる本人認証を受けるのが一般的になっています。
2.求職情報検索・窓口相談
登録を終えたらログインして求人情報を検索します。外国人の仕事探しでは対応言語を確認して使いやすいものを選び、キーワード検索をすると希望の求人を見つけやすいでしょう。外国人雇用サービスセンターでは窓口相談で求人を紹介してもらう方法も選べます。
3.応募・選考・採用
魅力的な求人を見つけたら応募して選考を受けます。サイト上から応募できる場合が多いですが、Indeedや外国人雇用サービスセンターでは個々の求人の要件に応じて電話やメールなどで応募する場合もあるので注意しましょう。応募したら書類選考と面接選考を受けます。無事に選考を通過して採用内定をもらえたら、仕事を始められます。
まとめ
外国人にとって仕事探しに使えるサービスは限られていますが、ここで紹介したおすすめサイトを使えばきっと魅力的な仕事に出会えます。
どのサイトにも個性があり、受けられるサービスにも違いがあります。登録されている求人にも違いがあるので、ぜひ今回の記事を参考にしながら4つのおすすめサイトを上手に活用してみてください。
日本での仕事探しが上手くいくように願っています。