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英文事務に向いている人の特徴5つ

英語をつかった求人を探すと、たくさん英文事務の求人が出てきますが、実際どんな仕事内容で、どんな人が向いているのでしょうか?

この記事では、実際に英文事務としてメーカに6年間勤務した私が思う「向いている人・向いていない人」を紹介したいと思います。

マツコ
あくまで個人的な意見ですが、よければ参考にしてください

英文事務の仕事内容

英文事務とは、英語を使用して行う事務の総称です。

ひとくちで英文事務といっても、実際は様々な業務の種類があります。

・コレポン業務(海外との電話・メール対応)

・英文での資料作成

・翻訳・通訳業務

・輸入や輸出用の書類作成

業務の内容は求人に記載されていると思いますが、中には、ちょっと英語を使うだけであとは普通の事務作業がほとんど、という場合もありますので、英語を使って仕事をすることが目的であれば、使用頻度について事前に確認した方がいいです。

これだけ色々な業務があるので、簡単に向いている人、向いていない人を分類するのは難しいですが、私が実際にメーカーで英文事務を経験して感じたことをもとに、向き不向きを紹介してきたいと思います。

英文事務に向いている人

英語が得意または好き

英文事務はほぼ毎日英語を使用して仕事をするため、もちろん英語が得意or好きでなければ苦痛なだけになってしまいます。

ではどのくらいのレベルがあれば良いのかというと、大体求人ではTOEIC700~を求められることが多いようです。

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このくらいのスコアがあれば、難解な内容でなければ英文の書類をある程度スムーズに読めると思います。

また、英文でのメールのやり取り(コレポン業務)なども問題なくできると思います。

このレベルであれば、貿易事務やコレポンなどの英文事務は問題なくできます。

ただ、翻訳などになると、専門の訓練が必要だったりするレベルになってくるので、内容にもよりますが、TOEIC850以上は最低でも必要になるかと思います。

また、英語が好きと言っても、「英語を話すのが好き」という人には英文事務はあまり向いていないかもしれません。

私も最初は英語が使える仕事、ということで期待していたのですが、確かに毎日英語の書類は読んでも、英語を話すのは多くて月に1~2回、英語で電話がかかってきたときのみでした。

英語を読むスピードや語彙は少し増えたかもしれませんが、英文事務をしても英語のスピーキング力というのは正直伸びないと思います。

細かい事務仕事が得意

英文事務は英語を使った仕事ということで人気がありますが、それ以前に普通の事務処理能力が求められます。

書類を正確に作成したり、エクセルでデータを作成したりといった地味な作業がほとんどです。

そのため、英語が好きというのももちろんですが、事務処理能力にある程度自身がある人が向いていると思います。

マツコ
私はその点がまったく向いてなかったです・・・。

スケジュール管理が得意

英文事務が発生する職場といえば、海外との取引をしている会社がほとんどだと思います。

メーカーであっても商社であっても、海外と輸出入や調整をするのに英文事務が必要になります。

そのため、海外船便の調整や、海外の休み期間など、日本とは事情が違う国とのスケジュール調整が必要になるため、国際的な感覚をある程度もった上で、スケジュールを上手く管理できる人が向いています。

コミュニケーション能力高め

英文事務は、会社の中でも英語が割とデキる人という認識をされる場合が多いので、急に英語の電話対応を頼まれたり、展示会などに駆り出されて通訳をさせられたりすることがあります。

そういった場合にスムーズに対応できるだけのコミュニケーション能力を持っていると、なお良いと思います。

寛容な人

英文事務の仕事は必然的に海外とのやり取りが多くなります。そして海外のビジネスマナーや常識は日本と違うことが多く、「なぜそうなる?」と戸惑うこともしばしばあります。

そんなときも、「これだから外人は!」と日本人の価値観で決めつけてしまうのではなく、国によって違った文化や常識があることを理解して、寛容に、柔軟に対応できる人が向いていると思います。

英文事務に向いていない人

おおざっぱな性格の人

まさに私がそうでしたが、やっぱりどんなに英語が好き・得意でも大雑把な性格の人は英文事務には向いていません。

たとえば貿易事務などだと、正確に書類を読み解き、正確に書類を作成する必要があるので、かなりの正確性が求められます。

どんなに英語が好きでも、事務の仕事がそもそも好きじゃない、苦手だという人は英文事務の仕事に就くのは辞めておいたほうがいいと思います。

英語を話す仕事がしたい人

通訳や海外電話応対担当などで採用されれば別ですが、英文事務の仕事で英語を「話す」機会はほとんど無い場合が多いと思います。

英語を使った仕事ならなんでもしたい、という人であれば良いのですが、「英語を使った仕事がしたい」=「英語を話す仕事がしたい」と望んでいる場合は、実際やってみると、思ったのと違うな・・・と感じるかもしれません。

英語が話す仕事がしたいのであれば、コールセンターの英語対応や、受付、すこしハイレベルにはなりますが通訳の仕事などを探したほうが良いと思います。

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まとめ

以上、英文事務に向いている人、向いていない人の特徴を紹介しました。

私は英文事務に向いていない人だったのですが、それでも英語でのビジネスマナーや色々な専門用語を学べたのは良かったと思っています。

未経験可でも応募できる場合が多い職種なので、これから英語を使って仕事をしていきたい、という方にはちょうど良いかもしれません。

気になっている方は、ぜひこの記事をキャリアの参考にしてください。

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