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ポストエディター初仕事受注!単価は?難易度は?

過去の記事で、ポストエディターのトライアルに合格したこと、ポストエディターの収入等について紹介しました。

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みなさん、翻訳ポストエディターという職業をご存じでしょうか? 簡単に言うと機械翻訳の不自然な点やミスをチェックして修正し、 人間の手で訳したのと同じような自然な翻訳文を作る仕事です。 機械翻訳のクオリティが高まってきたのと[…]

その後、めでたく初めてのお仕事の依頼がありました。

この記事では、実際の内容や難易度や、報酬について出来る限り詳しく紹介していきたいと思います。

また、実際にポストエディットの仕事をやってみた感想についても正直にお伝えしたいと思います。

ポストエディットの仕事をはじめようか悩んでいる、興味がある方がいれば、ぜひ参考にしてください。

トライアル合格から、初仕事受注までの期間

トライアルに合格したら、割とすぐに仕事の依頼が来るイメージだったのですが、実際に初めての仕事の受注があったのは2か月後でした。

未経験者なので、やはりすぐには仕事が来ないのだろうと思って、違う仕事を始めたりして忘れかけていたころにメールでのお仕事の依頼をいただきました。

受注~納品までの流れ

お仕事の依頼から納品までの流れですが、

まず翻訳会社からメールで案件の打診があります。

納期や文字数、翻訳する原文を提示いただき、内容をチェックした上で依頼可能であれば案件に取り掛かる旨を回答します。

今回は和文→英文の案件で、文字数が約2000文字、納期が3日後の案件でした。

その後はひたすら自身のPCで翻訳ソフトを使用して作業を行い、ポストエディットの作業と最終チェックが終わった時点でサーバーへアップロードを行い、納品の旨を翻訳会社のコーディネータの方に連絡します。

特に修正などはその時点で必要ありませんが、その後1週間ほどして、今回の作業内容に関する細かいフィードバックが送られてきます。

最初はあまりにも修正されているところが多く、少しへこみますが、最初はだれでもこのくらいの修正が入るということで、次回以降の参考にありがたく読ませていただきました。

内容・ボリュームについて

今回のお仕事の内容は、とあるWebサイトに掲載する記事の翻訳で、日本語から英語への修正でした。

ボリュームとしては、原文は3000文字でしたが、機械翻訳とのマッチ率を考慮して、実際のポストエディット文字数は約2000文字でした。

ここの文字数換算については、コーディネータの人があらかじめ計算をして、依頼の時に教えてくれます。

報酬は、マッチ率を考慮して換算された文字数×単価の計算になります。

内容は特に専門的な内容ではなかったので、理解するのに難しいことはありませんでしたが、やはり日英の翻訳ということで自然な内容の英語にするという部分がとても難しかったです。

報酬について、時給換算するとどのくらい?

今回の案件は、1文字が3.8円だったので、約2000文字×3.8円で7600円が報酬になりました。(ここから源泉徴収がされます。)

かかった時間としては、最初の案件ということもあり、見直しも何度も行ったので大体トータルで7時間はかかりました。

つまり時給にすると、1000円ちょっと、という計算になります。

ここの部分は、自分の技術がついて慣れれば慣れるほど高くなっていくのだと思うのですが、結構集中して頑張った割には時給が安いな・・・という印象でした。

実際やってみて

ポストエディットは、機械翻訳をベースに不自然な点などを修正するのがメインなので、一からの翻訳よりもしんどくない印象でしたが、個人的には結構しんどかったです・・。

一番しんどかった点としては、ポストエディターは翻訳チェッカーとしての役割もあるので、かなり細かいところまでチェックをする必要があり、語句が統一されているか、など、色々な観点から何度も完成した訳文を読み返さなければいけないので、かなり神経を使いました。

また、翻訳者と違い、訳文を自分でアレンジしたり、より自然な言い方に直したり、といったことは基本的にしないように言われているので、修正するべきところとそうではないところの判断をするのもとても難しかったです。

また、仕事のメインとなる部分は、語句の統一だったりチェックだったりするので、当たり前ですが、自分で一から翻訳文を考えるときのような面白さはありません。

これは元からわかっていたころですが、ポストエディットをずっとやっていて、自分の翻訳力が伸びるかというと、正直そうではないと思いました。色々な分野の文章に触れることはできますが、正直文章を吟味しているような時間もなく、ひたすら語句の統一やチェックを機械的に行っていく感じでした。

翻訳者の方でも、ポストエディットの案件は断る方が多いと聞いていましたが、理由がわかったような気がします。

慣れていないことを考慮にいれても、完璧に近い修正をしようと思うと時間がかなりかかってしまい、これから慣れていけばもっとスムーズに進められると思うのですが、そこにたどり着くまでにかかる時間や、そのレベルに到達する価値があるのか、を考えると、これからずっと続けていくかどうかを考えないといけないなと思いました。

せっかくの初仕事で、ネガティブな感想ばかりになってしまいましたが、実際にポストエディットを仕事にしようと考えられている方の参考になれば幸いです。